鍼灸治療法においても、中薬(漢方薬)治療と同じく、「理・法・方・穴」といっ た一連の思考手順が必要です。「理」とは疾病の病因・病機、病位・病勢から「証」を弁ずることであり、「法」とは治療法則を導き出すことであり、「方」と
は具体的に鍼法・灸法における補瀉をはじめとした手技の選定をすることです。そして最後の「穴」において、弁証に基づいたツボの選択と組み合せを行い、は じめて「本当の鍼灸治療」といえるのです。
本学科では、このような弁証論治に基づく高度な治療を行うことができる鍼灸師の養成を目的としています。健康と医学に関心をお持ちの方はどなたでも受講可能です。


