ある大学の東洋医学研究所で5年ほど学んでいましたが、日本漢方では個々の症例に対して、「傷寒論」等原典に照らし、即どの方剤が適応するのか?を考えるような印象があり、
いつまでも木は診るが森が見えない感が否めないでいました。しかし、かたや中医学は、中国からの留学生との議論の中で非常に難解に思え、取つきにくい印象がありました。その後、本校の存在を知って中医を学ぶうちに、系統的に中医弁証というSystematicな診断processを習得することができ、ある程度の確信をもって方剤構築・処方選択をすることができるようになりました。古典通読はもちろん大切かもしれませんが、より効率的に早く漢方診断力をつけるには本校で勉強するのが一番!だと思います。
卒業生の声

中医学科卒業 中野 厚
医師(中野内科医院院長)
- 国際中医師(国際中医専門員)